南信州の果物

伝える味、伝わる心、南信州のくだものの美味しさ

はと錦のお菓子のおいしさを支える季節の果物。地元南信州の果実の魅力をりんご農家さんのお話と共にご紹介いたします。

中川村「六識園」にて。(左)はと錦社長 原隆澄 (右)六識園 高橋昭夫さん

適地適作で育った、甘さと酸味のバランスの良い「紅玉」

南信州のりんごの魅力といったら、やはり味の良さです。
この地では、長年りんごなど果物が作られてきました。
土地に合った作物こそ美味しいものができると考えています。
そして採れたてを、りんごの美味しさや味を知り尽くした職人が加工できる。これも強みですね。

古い樹だからこその深い味わい

若い樹は勢いがあるが、木の成長にエネルギーがかかってしまう。
最近では3~4年でりんごを収穫できるようになるので、木の伐採サイクルを早めて若木で効率よく出荷する流れもありますが、古木の果実の味わいは長年かけてこなれてきたもので、かけがえのないもの。
当園の樹は樹齢60~70年。
手はかかりますが、樹に学ぶことが多いです。これからも大切にしていきます。

古木の管理は手がかかりますが、大切に育てています。
中央アルプスが眼前に迫る

生食でもたいへんに喜ばれているりんごを美味しいお菓子にしています

美味しいりんごはきっとお菓子にしても美味しいだろうと、はと錦さんにりんごを持ち込んだことがきっかけでずっと使ってもらっています。

私はJAには卸していない。バイヤーもしくはお客様への直販のみ。顔の見える商売をしています。
はと錦さんなら必ず美味しいお菓子にしてくれると確信がありました。

はと錦の社長さんは何度も農園に来て下さり、とても嬉しい。とても信頼しています。

私たちは流行に流されない。本物をじっくりと育てていきます。

流行りには「はしり さかり なごり」とありますが
昨今は早ければいい、物珍しければいい、今日売れればいいという風潮を感じます。
私たちはじっくりと美味しいものを育てていきたいと考えています。

こうして社長さんが訪れてくれて、じっくり話を聞いてくれる。
自分たちで作ったちょっとした料理ですが、季節や自然、まごころを感じてもらえると思います。
自分たちが生きる地のものを、自分たちの手であれこれ考えて工夫することで、おもてなしの心が伝わると思っています。
お菓子作りもきっと同じではないでしょうか。

丁寧なモノづくり、大自然への驚きと感謝、美しさに感動する心。
そしてなにより心動く本物のおいしさ。
それを大切にりんごの樹と共に生きています。

私たちがじっくり育てた、心のこもった
美味しいお菓子をぜひ召し上がってください。

《長野県下伊那郡中川村「六識園」 高橋昭夫さん 談》

南信州にあふれる魅力的な果物。
美味しいお菓子の素材に恵まれたこの地での、人を幸せにするお菓子づくり。

南信州は果物の一大産地です。豊かな山のふもとには果樹園が広がります。

しかし、たくさんの果物がとれる反面、形が悪いとか、少し日焼けがあるような果物は量販のラインに乗らないことも多いのです。
味は贈答品クラスとなにも違わないのに、こんなにおいしいりんごが弾かれてしまう。これは大変もったいないことです。

私たちは南信州でとれた果物をお菓子にして皆様にお届けしています。
真っ赤に育った紅玉を加工していますと、工場中が甘酸っぱくフレッシュなとてもいい香りにつつまれます。
りんごだけではなく、柿や栗、桃など季節の実りをお菓子にするたびに、豊かな自然の恵みに心が躍ります。

適地適作という意味では、飯田市は菓子が多く製造されてきた場所であることが言えます。
主要街道の一つ「東山道」が通っており、古くから関西文化の影響を色濃く受けてきた飯田。

立地的な背景だけではなく、この地の人が菓子を愛し、また美味しい素材が豊富だったということで菓子作りが根付いたのではないでしょうか。

美味しい果物を、美味しいお菓子にしてお客様にお届けする。
この南信州の地だからこそできる事だと思います。
農家さんが魂を込めて育てた美味しいりんごに応えるお菓子づくりを続けていきたいです。

地元飯田産の香り高い紅玉りんごを使用した「紅玉りんごパイ」

お菓子の紹介

店舗案内

〒395-0805 長野県飯田市鼎一色64-1
営業時間/9:00〜18:00
定休日/なし
電話/0265-22-0810
FAX/0265-22-5524

PAGE TOP
Home
お菓子紹介
Instagram
公式LINE
電話をかける